バッテリーフォークリフトの設計開発に携わる先輩社員から

平田 大介

PROFILE

将来を考えた際、技術を生かして社会に貢献したいとの思いからニチユ三菱フォークリフトへの入社を決意。あまり華々しいイメージはない物流機器だが、その存在は企業活動や人々の生活を支える社会の一部であると考え、この業界を選択した。「自分が立てた作戦通りに開発のプロセスやトラブル解決が進んでいったときが一番面白い」と語るその目に、自らの選択と現在の仕事に対する満足度がうかがえる。

※所属部署は取材当時のものです

Q1. 入社から今日までに携わってきた仕事について教えてください。

2012年まで主に携わってきたのは、バッテリーフォークリフトの荷役部分に当たる「マスト装置」の設計。多機種があるフォークリフト製品のマイナーチェンジやフルモデルチェンジに合わせてその新しい開発を行いつつ、特定ユーザー向けの特殊な機能と形状を持った各種「アタッチメント装置※」の開発も同時に進めてきました。10年以上にわたってそのような荷役装置部分の設計を行ってきましたが、2013年から車体部分の設計開発を担当することになり、仕事の内容が大きく変わることになりました。

※アタッチメント装置=フォークリフトのフォーク(爪)の代わりに装着し、荷物を直接つかんだり回転させたりすることで作業を効率化する装置

Q2. 現在取り組んでいるのはどんな仕事ですか。

新型バッテリーフォークリフトの車体内部に搭載するステアリングやブレーキなど、各要素技術の開発を行っています。私が直接手掛けているのはブレーキシステムで、お客さまや販売現場からのさまざまな要望を拾い集めて、操作性や作業性の改善、新しい制動方式の検討などに取り組んでいます。

Q3. これまでに手掛けた仕事で、印象に残っているエピソードを聞かせてください。

2008年から開発を進めた、三輪式バッテリーフォークリフトのフルモデルチェンジが特に印象深いですね。このプロジェクトでは、目指す製品性能と目標コストを両立させるのが非常に難しく、設計して試作試験をするたびに不具合が発生する場面を何度も経験しました。問題点の解明から対策の立案、対策実行、効果確認というプロセスの繰り返しの中で、自分の担当箇所については誰にも助けてもらえない感覚に陥り、必死になって取り組んだことを強く覚えています。実際には多くの仲間たちにいろいろな面で助けてもらい、どうにか開発の壁を乗り越えてプロジェクトも無事に完遂。設計を仕上げきったときは、自分の成長の階段を一気に何段か上れたような気持ちになりました。

Q4. 若手社員に対してどのようなことを期待していますか。

最も期待するのは積極性です。開発の仕事は与えられたことを無難にこなすのではなく、自分でアイディアを出したり、主体的に動いてワンランク上の問題解決を目指していくことが重要。仕事そのものや周りの人に対してどんどん働きかける姿勢で臨んでほしいと思います。ほかに、困難にくじけない心や協調性、相手の立場に立った思考などを身につけてもらえれば言うことはありません。

Q5. 最後に、就職活動中の学生たちへ向けてエールをお願いします。

就職活動は、本当の自分としっかり向き合うチャンスです。自分のウィークポイントやセールスポイントに気づき、客観的に自分を評価することができれば、会社に対して適切に自分を売り込むことが可能になります。自分の弱い部分を見つめることは辛い面もありますが、そうすることが確かな成長のきっかけになります。前向きな姿勢で臨むことがきっと良い結果に結びつくと思いますので、どうか頑張ってください。

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