仕事を知る

※所属部署は取材当時のものです

一進一退で成果が見えづらい新モデルの電気装置開発

マーケットニーズの変化に照らして自動車のモデルチェンジが行われるように、フォークリフトも性能の向上とデザインの一新を図るために約十年に一度、大規模な仕様の改良が実施されます。私が今、取り組んでいるのは当社の主要機種の刷新に向けた、車体の動きを制御する電気装置およびソフトウェアの開発。より高性能かつ低コストな新モデルの実現を目指し、それらの試作から動作の確認、検証までに幅広く携わっています。
バッテリーフォークリフトは、お客さまによって−数十℃といった超低温環境から約60℃の高温環境まで、さまざまな作業現場で使用されます。電気装置の開発ではまず、結露の発生による水分の浸入や、熱による内部部品の損傷など、車体の故障につながるトラブルを回避することが前提。同時に、新モデルにふさわしい高度な動作性に操作性、省エネ性能などを装備させながら、製造コストの削減を考える必要があります。品質を高めてコストを抑えるという、相反する二つを達成するのは難しく、毎日の開発はまさに一進一退。段階ごとの区切りがあるわけでもないため、成果がなかなか見えづらいのが実情です。

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多くのエンジニアとの協力・交渉が自分を着実に成長させてくれる

試行錯誤を繰り返す毎日の仕事の中で、私は自分を奮起させるために、近い将来この新モデルが活躍している場面を思い描くようにしています。自分が一から手掛けた製品が世界中を走り回る姿は、想像するだけで楽しいもの。また、フルモデルチェンジゆえに、過去のデータに縛られずにひとつ一つの装置の仕様を考えていく面白さがあるのも特徴です。さらに、この開発プロジェクトには電気装置に関わる私たちのグループだけでなく、他部門の設計や生産技術、外注先など、多くのエンジニアが集まっていることも大きな力になっています。以前はそうしたエンジニアたちとやり取りをすることも少なかったのですが、多様な発想や工夫を結集させる意義深さをこのプロジェクトに参加して実感。さまざまな協力・交渉を通じて、相手の立場や考え方を尊重してそこに自分の役割とアイディアを重ね合わせていくような、広い視野での開発思考力も身についた気がしています。
完成へはまだ道半ば、今後もしばらく時間が必要な今回の新モデル開発。世界に羽ばたく未来の一台を完璧に仕上げるために、目の前の電気装置開発に全力を注ぎたいと考えています。

一問一答。

Q1. ニチユ三菱フォークリフトをひと言で言うと?

「きめ細かいニーズに応える企業」ですね。新モデルにおいても、綿密な市場調査でお客さまの声を拾い上げて改善点を見いだし、過去の要望や改善データを加味したものを基準に開発を進めています。

Q2. この会社に決めた理由は?

正直学生時代は、物流業界についてはあまりよく知らなかったのですが、多くの企業を訪問した中で当社は会社全体の雰囲気や社員の方の話しぶりに好印象を持った覚えがあります。仕事も大事ですが、そうした良いイメージも大切にしたいと思って入社しました。

Q3. 就職活動中の学生へのエール

どのような業界・分野の会社に入っても、おそらく携わる仕事はときどきで変わりますし、共に働く人の配置も変わると思います。ゆえに、あまり仕事の内容にこだわり過ぎずに、働きやすさや会社の考え方に目を向けて会社を選ぶと良いと思いますよ。

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