仕事を知る

※所属部署は取材当時のものです

物流サポートと車両開発の二つの分野で次代につながる技術を探る

フォークリフトの動作状況や乗車するオペレータの安全を管理する「オペレータ支援システム」の開発と、当社の主力バッテリーフォークリフト「トランサー」シリーズの次世代機種に搭載していく要素技術開発の二つが、現在私が携わっているメイン業務です。いずれも当社が今後の物流のあるべき姿をにらみ、長期的な視点で取り組んでいる技術開発分野。いわば何もない状態からエンジニア自らが開発の方向性や課題を見つけ出して、技術の有用性をつぶさに探りながら作業を積み重ねていくような仕事です。物流には、これまでのように単に荷物を効率よく運ぶ機能だけでなく、人や荷物の安全性を含めたトータルな付加価値の向上が求められており、当社にとってもそれに応える、時代を先取りした製品技術をいち早く市場投入することが大きなテーマ。私はその重責を担う立場として、「お客さまがどうすれば使いやすいか」を最大のポイントに置きながら日々の開発に臨んでいます。

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技術開発の確かな手応えを感じたオペレータ支援システムのテスト導入

次世代に向けての技術開発はすぐに結果を出すのが難しいのですが、「オペレータ支援システム」をお客さまへ先行納入した実績があります。採用いただいた現場は数多くの荷役車両がところ狭しと駆け回る、市場の中。そこで使用するフォークリフトの損傷とその原因の把握に悩んでいたお客さまにこのシステムを提案し、一台ごとの詳細な稼働状況を多角度から一元管理できるようにしたのです。システム構築にあたって収集したデータは、車両速度から車体が受けた衝撃度、オペレータの操作タイミングに至るまで、複雑かつ大量に及ぶもの。しかもそれらデータを加工し、見やすい画面に映し出してわかりやすい管理を実現する過程では相当な苦労を経験。無事に構築を終えてお客さまに納入できたときには、ホッと胸をなで下ろしました。一方で、自分の開発したものがお客さまに役立つ様子を目の当たりにする良い機会になり、やりがいと開発の手応えを実感できた仕事でもありました。
次世代に向けた技術開発の分野は、これからもさまざまな難題が待ち受けていると思います。そのひとつ一つに正面から立ち向かってクリアし、着実に物流の明日を形づくっていくことが今の私の目標です。

一問一答。

Q1. ニチユ三菱フォークリフトをひと言で言うと?

当社が扱うフォークリフトや物流システムには多彩な種類があり、電気やモータ、制御などそれらモノづくりに不可欠な基本技術をほとんど自社で開発しています。それを考えると、技術の「何でも屋」と表現できる気がします。

Q2. この会社に決めた理由は?

製品の重要部分を自社で設計開発しているので、より幅広く、深い技術に携われるのでは、と思ったことが大きいですね。実際に、現在の仕事を通じてそれを実践できているように思います。

Q3. 就職活動中の学生へのエール

就職活動はいろいろな企業を訪問して仕事について学んだり、職場や工場を見学できるよいチャンスです。働き始めるとそうした機会はあまりないので、楽しみながら知識を広げて、自分に合った仕事を見つけてください。

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