仕事を知る

※所属部署は取材当時のものです

構想設計と詳細設計の両面から巨大な自動倉庫を形づくっていく

お客さまの荷物を高効率に整理・保管する当社の立体自動倉庫「キャスパック」の設計が、現在の私の仕事です。自動倉庫は主に荷物を収納するラック(棚)と荷物をラックまで自動で運ぶクレーン(スタッカークレーン)、荷物を収納準備させるコンベヤ・台車等の周辺設備やラックの中の荷物情報を管理する、在庫管理機などの周辺設備で構成され、全体的な構造やサイズ、機能をお客さまが求める個々の仕様に合わせてつくり上げていきます。なかには全高20mを超えるものもあり、スケールの大きな製品であることが特徴です。
業務の流れから見た仕事内容は、構想設計と詳細設計の二つに大別できます。構想設計はお客さまのニーズを整理して、倉庫の全体像と必要になるパーツなどの要素を練る段階。詳細設計は、構想設計で決めた仕様に対して強度や動力を検討し、作動のための機構を詰めていく作業です。過去の納入実績製品をベースにできる設計は比較的スムーズに進められますが、まったく前例のない仕様で構築していくには試行錯誤の連続。持てる知識とノウハウを全力で駆使して仕事に当たります。その分、設計を仕上げたときの充足感も格別。実際に倉庫が設置された現場を見たりすると、自分の仕事に誇りを感じます。

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お客さま先で発生した一大トラブルも積極性あふれる対応で乗り切る

仕事に臨んでは、積極性が何より大切だと思っています。設計業務は性質上、慎重かつ緻密な視点や取り組みが必須でありつつも、場面に応じて大胆で新しい発想が必要で、それを実行するには主体的な姿勢と行動が欠かせません。昨年、お客さまに納入した製品のコンベヤが試運転でトラブルを起こした際、私はそれを実感しました。
そのコンベヤは複数のローラーが回転して荷物を運ぶタイプ。装置自体はパートナー企業に依頼して設計・製造したものでしたが、私にはお客さま担当として問題を解決する責任があります。すぐに対策案の検討に着手し、パートナー企業の担当者とともに現場へ出向いて原因の絞り込みを行いました。あらゆる方向からの状況確認後、判明したのは各ローラーの上面がそろっておらず荷物を搬送するための推力が不足していたこと。私はそれを正しく調整する方法を考えて提案、メーカーに実践してもらった結果、どうにか最終納品スケジュールに間に合わすことができました。一連の対応の中で私を突き動かしたのは、「誰かがこのトラブル解決をリードしなければいけない。それは自分しかいない」という使命感だったと思います。
元々性格的には積極的なタイプではなかった自分ですが、社会人となり数々の仕事を経験するなかで「自ら行動すること」が随分と身についた気がしています。これからもこの姿勢を忘れず、いろいろな設計に挑戦していきたいと考えています。

一問一答。

Q1. ニチユ三菱フォークリフトをひと言で言うと?

「働きやすい会社」です。労働時間の管理がきっちりしており、就業中は仕事に集中して取り組むことができます。滋賀工場では上司や仲間同士の協力体制も固く、困ったときは誰にでも気軽に相談できます。

Q2. この会社に決めた理由は?

大学時代に学んだ機械工学の専門知識を活かせる会社を探していた中で、アルバイト経験があった物流業界の中のメーカーという点に惹かれました。また、当社は環境にやさしい機器を製造しているので、その方面で社会に貢献できると考えたこともあります。

Q3. 就職活動中の学生へのエール

両親や親戚、知り合いの人など、年配の方のアドバイスにしっかり耳を傾けてください。学生時代は同年代の友人に何でも相談することが多いと思いますが、知識も経験も豊富な大先輩たちの言葉は、人生の大きな選択をする上でかなり参考になりますよ。

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